ngVLA(next generation Very Large Array: 次世代大型電波干渉計)計画は、北米全域に200台以上のアンテナを分散して設置し、最大で8,860キロメートルもの口径をもつ電波望遠鏡を実現しようという次世代電波望遠鏡プロジェクトです。ミリ波からセンチ波帯までの比較的長い波長の電波を高感度・高解像度で捉えることにより、これまで見ることのできなかった宇宙の謎に挑みます。2020年代後半に建設開始、2040年頃の本格運用を目指し、米国を中心に世界の天文学コミュニティが協力しながら検討が進められています。
AboutngVLAとは
Credit: NRAO/AUI/NSF
News & Eventsニュース&イベント
Scienceサイエンス
ngVLAは、惑星系や生命の誕生、ブラックホールの生成と進化、宇宙誕生から現在までの物質の循環と進化など、次世代の天文学の主要なテーマとなる宇宙で起こる様々な現象の謎に挑みます。
Credit: NRAO/AUI/NSF
Technology観測装置
ngVLAでは267台のパラボラアンテナを北米全域に分散配置し、あたかも口径8,860キロメートルの単一の電波望遠鏡であるかのように動作させ、0.0001秒角という高い解像度を実現します。
Credit: NRAO/AUI/NSF
Collaboration国際協力
ngVLAは、米国を中心として世界中の天文学コミュニティが協力して検討が進められており、日本でも国立天文台と研究者コミュニティが共同でプロジェクトへの参画を模索しています。