ngVLA SWG
1+2 合同meeting
開催の目的:大型将来観測装置の計画の一つであるngVLAに関し、これまで日本の有志の人たちで、何度かSWGの会合を開催し、サイエンスケースの検討を行ってきました。またこれらの議論をもとに、日本版プロジェクトブックやメモシリーズを作成、公表するに至りました。その後、SKA precursorが動き出し、またALMAではBand 1の共同利用が始まり、ワイドバンド化へのアップグレードの検討が進むなど、周りの状況も変化してきています。これらの状況を踏まえ、これまでの理解や検討課題をアップデートすると共に、更なる発展を図るため、SWGの会合を再開することにいたしました。
今回は、
+ SWG1: 惑星形成と惑星系円盤
+ SWG2: 様々な天体階層における星形成と星間化学
の2つのSWGの合同開催で行いたいと思います。
各SWGの核となるサイエンステーマの他に、多波長観測装置や先行するSKAとのシナジーなども議論する予定です。またALMA cycle 10のプロポーザルで検討されたテーマなどについても、ngVLAでの発展的展開を検討できたらと思います。特に若手研究者の方々の講演を歓迎し、ご自身の研究を紹介する機会としていただけたらと思います。また会合の冒頭には、計画の概要や現状について紹介する講演も設ける予定です。奮ってご参加ください。
場所:国立天文台三鷹 大セミナー室
日時:2023年6月5日(月)
タイムテーブル
開始時刻 |
時間 (min) |
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タイトル |
10:00 |
0:00 |
立原研悟 |
名古屋大学 |
はじめに |
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10:00 |
0:20 |
百瀬宗武 |
茨城大学 |
ngVLA計画についてレビュー |
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10:20 |
0:20 |
百瀬+立原 |
SWG 1 &
2 これまでの検討のレビュー |
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10:40 |
0:20 |
橋本淳 |
ABC |
現地参加 |
ngVLAによる質量降着中の若い惑星の探査の検討 |
11:00 |
0:20 |
大橋聡史 |
国立天文台 |
現地参加 |
サブミリからセンチ波までの観測による原始惑星系円盤のダスト成長 |
11:20 |
0:30 |
Yao-Lun Yang |
RIKEN |
現地参加 |
Forging the
connections from protostars to planets |
11:50 |
0:10 |
議論1 |
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12:00 |
1:30 |
お昼休み |
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13:30 |
0:20 |
所司歩夢 |
九州大学 |
現地参加 |
ALMAアーカイブデータを用いた原始星WL
17の進化段階の特定 |
13:50 |
0:20 |
西合一矢 |
鹿児島大学 |
オンライン |
ngVLAによるファーストコアの観測の可能性 |
14:10 |
0:30 |
酒見はる香 |
鹿児島大学 |
現地参加 |
X線連星SS433から噴出する宇宙ジェットと分子雲との相互作用 |
14:40 |
0:10 |
議論2 |
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14:50 |
0:15 |
休憩 |
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15:05 |
0:30 |
村瀬建 |
岐阜大学 |
現地参加 |
膨張シェルに付随する分子ガスの観測的研究 |
15:35 |
0:30 |
柘植紀節 |
東京大学 |
現地参加 |
X線と電波で探る 「星の誕生から終焉」 までの星間ガスの進化 |
16:05 |
0:20 |
山田麟 |
名古屋大学 |
現地参加 |
天の川銀河におけるType分類に基づくGMC進化の理解 |
16:25 |
0:30 |
総合議論 |
|||
16:55 |
終了 |